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6月7日〜8日、当所の議員団が京都を訪問。京都商工会議所との交流会を行い、互いの絆を一層強めていくことを確認した。

「議員視察in京都」は、本年1月に調印した「相互交流Year」協定に基づく事業で、当所からは正副会頭をはじめ32名が参加した。

京都ブライトンホテルで開催した交流会では、京都商工会議所から立石義雄会頭、渡邉隆夫副会頭をはじめ30人にご出席を頂き、総勢70名が和やかに懇談した。

立石会頭が「互いに物産展の開催が予定されるなど、京都と会津の交流が着実に広がっている。会津の『八重の桜』の盛り上がりを引き継ぎ、京都も一層盛り上げたい」とあいさつした。

宮森会頭は、本県の東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興の現状を説明し、「京都との絆が大きな支えになっている。八重の姿を励みに、最大限の努力を続けていきたい」と決意を述べ、今回の記念に会津唐人凧を贈った。立石会頭は、返礼に京うちわを手渡した。

ご来賓の山下晃正京都府副知事は、「震災支援で福島県に派遣した職員が多くのノウハウを持ち帰っている。また、『八重の桜』の効果で京都守護職上屋敷だった府庁旧本館や容保桜を訪れる方が増えている」とあいさつ、また、本県財政課長を務めた経験をもつ平口愛一郎京都市副市長は、「今も贈り物は福島の桃を贈っている」と語った。大谷実同志社総長の発声で乾杯した。

その後、京都商工会議所第二代会長（会頭）や京都府議会初代議長、京都府顧問などを務めた山本覚馬の功績を紹介する映像が上映され、出席者は、縁を感じながら歓談し、復興加速への協力を確認した。

6月7日、山田啓二京都府知事（全国知事会長）を表敬訪問し、友好と感謝の気持ちを伝えた。

宮森会頭は、佐藤雄平知事から託された震災後の支援に対する京都府への感謝メッセージを代読。「京都と福島は歴史的にも大変ゆかりが深い。八重の桜は会津と京都をつなぐ物語。末永く交流を続けていきたい」と読み上げた。

山田知事は「京都が福島を支援するようになったのは、いわば歴史の因縁のようなもの。福島と京都の絆が昔から今に伝わることを、多くの人に知ってもらいたい」と語った。

6月7日、同志社大を訪れ、大谷実同志社総長の講和を聞いた。同志社大は会津若松市と連携協定を結んでいる。

大谷総長は、山本覚馬と八重が創設に深く関わった同志社の歴史や教育の精神、歴史構築群と最新設備が融合したキャンパスを説明。特に、八重と関係の深い同志社女子大が、八重にちなんで二年後に看護学部を開設する方針も紹介し、東北からの入学者に期待を寄せた。

宮森会頭は、「課外学習等でぜひ会津にお越し頂きたい」と御礼の言葉を述べた。

同大キャンパスでは、企画展「会津と八重」が開かれており、参加者は貴重な資料に目を凝らしていた。

6月8日、西雲院を訪問。

天皇と幕府を守ろうと、鳥羽伏見の戦いなど幕末の京都で亡くなった藩士の霊を慰めた。

宮森会頭が代表して献花した後、参加者が線香を上げ、手を合わせた。

＊視察での訪問先は次の通り。

同志社大学、京都府庁旧本館、西陣織会館、二条城、京都御苑（蛤御門）、金戒光明寺・西雲院、新島旧邸

◆関連リンク
・「八重のふるさと福島県」のぼり旗の配布について
・山本覚馬の功績学ぶ「京都近代化の幕開け　山本覚馬の軌跡」上映会
・京都商工会議所が若松訪問、交流促進
・八重の像建設実行委員会（4月12日）
・京都商工会議所女性会と会津若松商工会議所女性会との交流会
・八重の桜ラッピングバスで京都を訪問〜会津と京都の縁を再確認（4月5日〜7日）
・会津弁セミナー開催（3月26日）
・「八重の桜」ラッピングバスによる京都ツアー〜京都・会津若松女性会交流事業を同時開催
・会津弁セミナー開催のお知らせ
・「快速あいづライナー」八重の桜ラッピング御礼（2月7日）
・八重の桜ラッピングトラック・ラッピングバス写真コンクール入賞者発表
・八重の桜ラッピングトレイン「快速あいづライナー」出発式（1月20日）
・京都商工会議所立石会頭とのお茶会（1月19日）
・会津若松商工会議所・京都商工会議所「相互交流Ｙｅａｒ」推進協定調印式（1月18日）
・京都商工会議所と当所が相互交流協定締結へ
・「伝統と創造」京都と会津で意見交換〜京都ブランドフォーラムin会津若松〜（11月9日）
・京都ブランドフォーラムin会津若松(11月9日）開催のお知らせ
・会津若松市「復興の集い」開催(9月28日)
・「八重の桜支援事業」ラッピングバス完成お披露目式（8月24日）
・八重の桜支援事業「山本覚馬の生涯 その人脈と古都再生」吉村康氏講演会(7月20日)
・京都商工会議所訪問（4月9日）
・同志社墓地（新島襄・新島八重）参拝（4月8日）
・八重の桜支援事業『容保桜観桜会』（4月8日）