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会津若松市中心市街地活性化協議会（会長：宮森泰弘当所会頭）はこのほど総会を開催し、現在会津若松市が内閣府と調整中の中心市街地活性化基本計画素案における、「中心市街地エリア」の変更案を了承した。

変更案は、博労町通り町並み会周辺エリア（図面Ａ）を除外し、（財）竹田綜合病院周辺エリア（図面Ｂ）を追加するというもの。

図面Ａ・図面Ｂ参照：
中心市街地活性化区域図（エリア検討図 PDF）

Ａエリアの除外については、所属商店会会員の高齢化、事業縮小等により、要件である５年以内に実施可能な活性化事業の目途がつかないことなども含め、当協議会を退会したことなどからの措置となった。

Ｂエリアの追加については、エリア中心部の（財）竹田綜合病院が平成二十五年秋のグランドオープンに向け、新築建て替え工事中であり、現在でも人の往来が一日４千名、また交通の便も非常によく、一つの商店街に匹敵する程であることと、都市計画道路・藤室〜鍛冶屋敷線が拡幅工事を控えていること、また、その他エリア内には、日新館跡地他、歴史的資源が点在し、中心市街地活性化基本計画に盛り込むべき材料が豊富であることなどからエリア追加案が出され、全会一致で承認した。

また内閣府との調整の中で大規模空地の利活用問題が指摘され、撤退した会津サティ跡地、中合会津店跡地、更に低未利用地有効活用検討事業に位置付けされている「まちづくり会津駐車場」の計３箇所について、利活用計画を示す必要があることを説明した。

会津サティ跡地は、周辺地権者が中心となった「駅前地区再開発協議会」が組織され、今後の対策を協議中であり、中合会津店跡地は、「中合会津店対策協議会」において、中合本社と協議中である。また、まちづくり会津駐車場は同社が駐車場として運営している現状であり、それぞれの団体において今後の利活用について進めていくこととなる。

会津若松市中心市街地活性化協議会
http://www.aizu.ne.jp/tmo/kyougikai/