「商工会議所広場」延べ1800人来場〜地元企業の活動PR等〜

11月22日、当会議所会館と御薬園で産業振興連携フェア「商工会議所広場」を開催した。本年3月に、当会議所会館が新装リニューアルしたことを受け、「復興から躍進へ」をテーマに会員企業の相互交流と、新たなビジネス創出、農商工連携の活性化などを目的に開催、延べ約1800人の市民で賑わった。

今回の事業は、『連携による産業振興』を基軸とし、下記のコンセプトを基本理念に開催したもの。各事業の詳細については、それぞれクリックしご覧下さい。

農商工連携事業
  ・農商工連携セミナー 講師 女優 浜 美枝さん
                演題 「会津と日本〜食といのち〜」
  ・朝市 市内4団体出展
  ・地元産品・6次化商品展示(協力:福島県会津農林事務所)
ものづくり支援事業
  ・ものづくり体験教室
企業マッチング事業
  ・展示コーナー10社
  ・これぞ逸品発表会5社
友好都市との連携事業
  ・むつ(青森)、京都、余市(北海道)の各会議所からの特産品無料提供
街中賑わい創出事業
  ・サウンドストリート、音楽による賑わい創出
地域連携事業
  ・米すくい取り(協力:あいづ食の陣実行委員会)
  ・新米おにぎり提供
  ・御薬園(第二会場)との連携
「会津遺産」事業
  ・「芋汁(きのこ山)」の提供
  ・残したい美しい会津弁小冊子配付
当会議所外郭団体等の紹介
  ・自衛隊・警察署からの特別車両展示
  ・女性会・青年部の活動紹介
商工会議所の取り組み紹介
  ・パネル展示・冊子配付


●農商工連携事業

「農商工連携セミナー」 午前10時30分〜12時  於:当会議所会館

女優 浜 美枝さんによる「会津と日本」〜食といのち〜のテーマで特別講演。浜美枝さんは、食アメニティを考える会会長をはじめ、農林水産省などの各審議会や農政ジャーナリストとして全国で活動中である。会場には定員を超える来場者があり農業や食の大切さに聞き入っていた。

セミナー終了後、宮森会頭から講師の浜美枝さんへ御礼として、会津の民芸品「赤べこ」を贈呈した。

※講演内容の概略はこちら

「朝市」 午前9時〜  於:当会議所前駐車場

地元農産物団体4団体による朝市を開催し、大勢の市民で賑わった。出展4団体は以下の通り

 ・いで湯と清流の里大戸町実行委員会
 ・神明通りふれ愛市
 ・ほたるの森朝市グループ
 ・JAあいづ女性部若松支部

 

「地元産品・6次化商品展示コーナー」 午前10時〜 於:当会議所別館

福島県会津農林事務所の協力により、地元6次化商品のPR、試食会が開催された。「赤カボチャマドレーヌ」「そうめんカボチャ甘酢漬け」などの試食が人気を集め、アンケートの記入により鉢花(シクラメン)がプレゼントされ、多くの市民で賑わった。

 

 

●ものづくり支援事業

「ものづくり体験教室」

・子供用イス制作  午前10時〜  於:当会議所前駐車場

建設業界の専門職の人手不足、後継者難を踏まえ、産業教育の一環として年少からの「ものづくり」に対する興味を持たせるために、子供でも制作可能なイス作りを開催したもの。定員20名を超え多くの子供さんからお年寄りまでイス作りに熱中した。制作には会津若松建具組合のメンバーが支援。しっかりした木製イスで、参加者は喜んで持ち帰っていった。

・バルーンアート 午前10時〜  於:当会議所別館

ものづくりに関する女の子向けの事業。可愛らしい風船アート。動物等に変化させる子供向け風船で、会場が狭いこともあり、入りきれない状態だったが、多くの親子連れで賑わった。

●企業マッチング事業

開発商品・創作商品展示販売 午前10時〜 於:当会議所会館

新たな取組みの展示・販売や企業とのマッチングを希望されている企業が出展。出展企業は下記の10社。

   【企業名】                   【出展商品】
 @五十嵐建築              暖かい田舎暮らしの展示
 A(有)ハニー松本            蜂蜜・蜂蜜加工品・新商品
 B会津天宝醸造梶@          会津こしひかり味噌、塩麹ドレッシング他
 C潟gローニャ              企業説明用PC、3Dプリンタ制作実績他
 D東北リズム梶@            精密機械部品金型等
 E小島工業轄笆{工場        EPSホームガード・ウォーターガード
 F会津の伝統野菜を守る会      伝統野菜
 Gパティスリー白亜館          地場特産品を使った創作菓子
 H(有)スズキ店舗サービス      業務用まな板切削機械
 I(有)会津クラフト           日めくりカレンダー短冊タイプ他

これぞ逸品発表会  午後1時〜  於:当会議所会館

出展ブースの企業10社のうち、5社が15分づつ自社の強みや商品PRをした。発表した企業は下記の順に5社が発表した。

 1、パティスリー白亜館
 2、潟gローニャ
 3、小島工業轄笆{工場
 4、東北リズム
 5、五十嵐建築

 

 

●友好都市との連携事業

友好商工会議所からのプレゼントコーナー 午前10時〜 於:当会議所ロビー

【むつ商工会議所との交流】
 平成22年9月26日、現在のむつ市へ旧会津藩士が移住して、140年の記念すべき年を迎え、むつ市において記念祭が開催されるのを機に、また、当商工会議所も70周年の事業として友好商工会議所を締結した。
 (陸奥湾の帆立をプレゼント)

【京都商工会議所との交流】
 京都府庁の容保桜や、八重の桜放映のご縁で、平成25年1月18日に京都商工会議所と当所が交流協定を締結。会員・議員の相互交流や両地域での物産展の開催等、様々な交流を行った。
 (名産の九条ネギをプレゼント)

【余市商工会議所との交流】
 平成26年9月4日、当所宮森会頭、会津松平家第14代当主松平保久氏らが、旧会津藩士が入植した所縁の地である余市町を訪問、余市商工会議所三浦会頭、嶋町長らと懇談し、今後の交流継続を約束した。
 (名産のリンゴをプレゼント)

三商工会議所からの特産品セットを先着200名の方にプレゼントした。開始前から長蛇の列となり、多くの市民に各地域のPRができ、「複数の商工会議所連携事業」として事例ができた。

●街中賑わい創出事業

サウンドストリート  午前10時〜 於:当会議所玄関

街中を音楽による賑わい創出するため、中心市街地活性化協議会と連携して、2年ほど前から始まったサウンドストリートは、市内中心部の数か所で実施してきた。今回は、事業の紹介を兼ね「商工会議所広場」に音楽を取り入れたもの。

演奏はサウンドストリートの中心メンバー「ハートランド」が出演した。

●地域連携事業

米すくい取り  午前10時〜  於:当会議所前駐車場

あいづ食の陣実行委員会では、四半期ごとに会津の食のテーマを変え、地元会津の食に関する普及PRを推進している。10月〜12月のこの時期は、「米」と「清酒」であり、本「商工会議所広場」では、米に重点を置き、PRすることとなったもの。

カップ一杯をすくってもらい、150gピタリ賞は「こしひかり」3sが賞品、±5gだと1sが賞品としてプレゼントされた。親子連れの多くの方が参加し賑わった。

新米おにぎり提供

米すくい取りの他に新米で作った「おにぎり」も振る舞われ、準備した200個が短時間で無くなった。

 

 

 

 

御薬園(第二会場)  1回目午前11時〜  2回目午後1時30分〜

当会議所の南隣に立地する国指定名勝松平氏庭園「御薬園」は、各種薬草を栽培する薬草園で知られているが、当園で栽培している「オタネ人参」(朝鮮人参)を広く知って頂くために、「オタネ人参と御薬園」のテーマで園内説明会を実施した。

また、オタネ人参の天ぷら料理の試食会も合わせて実施。入園に際しては、入園無料券を先着200名の方に配付し、多くの市民が当市の誇る「御薬園」を見学し、晩秋の御薬園の紅葉とオタネ人参を満喫した。

●会津遺産事業

「芋汁(きのこ山)」の提供  午前11時30分〜 於:当会議所前駐車場

【きのこ山の由来】
 会津地方では、江戸時代から“きのこ”がとれる秋になると“きのこ汁”を食する習慣がありましたが、丁度、秋野菜がたくさん採れる季節と重なり収穫祭のガラゴリ(反省会)に、きのこ・里芋・大根などの鍋料理を囲む習慣が広がりました。
 会津ではその鍋を『きのこ山』とも呼び、現代においてもその習慣は続けられており、秋の芋煮会として、川原などに仲間や家族、町内会や職場のグループが集い、会津の年中行事の一つとして行われています。
 芋煮といえば、知名度では山形芋煮の名が通っておりますが、会津芋煮(きのこ山)は起源も古く山形芋煮とは、具材も味も全く違います。
 会津の芋煮(きのこ山)は、醤油と味噌のあわせ味に、豚肉、きのこが基本です。具材は、里芋、きのこ、豚肉、大根、ねぎ、人参、こんにゃく(ちぎり)が入ります。

会津遺産事業の一環として実施された「芋汁(きのこ山)」提供は、約300人分の提供となり、当会議所女性会のお手伝いにより、大好評となった。

 

「残したい美しい会津弁」小冊子配付  午前10時〜  於:当会議所ロビー

NHK大河ドラマ「八重の桜」のエピソード等により、 「風評被害に苦しむ会津観光に会津弁を活かし、活力を取り戻したい」「会津弁は会津の宝である」といった多くの声を踏まえ、「残したい美しい会津弁」を作成しました。平成27年に「ふくしまディスティネーションキャンペーン」、平成32年の東京五輪を控え、福島県の観光地を代表する会津に多くの国内・国外観光客が訪れると思います。この機会に「残すべき会津の遺産」である会津弁で歓迎し、言葉で醸し出す「会津の良さ」を味わって頂きたいと思うのです。

会津遺産事業の一環として実施された「残したい会津弁」小冊子配付は、予定した配付数を超え、約150冊ほど配付しました。

●当会議所外郭団体等の紹介

会津若松自衛隊協力会・会津若松警察官友の会
                   午前10時〜 於:当会議所前駐車場

当会議所が事務局となっている両会の支援により、「自衛隊福島地方協力本部会津若松出張所」から自衛隊車両(ジープ)、「会津若松警察署」から警察車両(パトカー・白バイ)の展示を実施した。多くの市民が見学し、特に親子連れにとっては恰好の記念撮影場所となった。自衛隊では、小さな子供用の服を準備したり、警察署ではパトカーの操作や白バイの操作方法など、終日親子連れで賑わった。

 

当会議所女性会・青年部活動
     (女性会・芋汁)午前11時30分〜 於:当会議所前駐車場
     (青年部・映画)午前10時〜 上映延べ5回  於:当会議所別館2階

当会議所の下部組織として、女性会・青年部の組織があります。女性会活動は様々な資質向上セミナーをはじめ、首都圏等での会津の物産販売等を手掛けています。今回、「おもてなし」の実践事業として、「芋汁(きのこ山)」の提供に参画し致しました。また、青年部活動として今年映画化された吉本興業・当会議所青年部共同制作の「ハートに火をつけて」を上映。多くの市民で賑わった。

●商工会議所の取り組み紹介

パネル展示・冊子配付 午前10時〜  於:当会議所別館2階

宮森会頭体制スタートの平成19年度から、当所の基本理念を『連携による産業振興』として具体的には次の5つのテーマを基軸として事業展開してきました。
1、産業と観光の連携。
2、農商工連携
3、医療と産業の連携
4、街と街の連携
5、産学官連携
商工会議所は、異業種による経済団体である特長を活かし、平成20年度〜22年度までに、新たなビジネスチャンスにつなげるため『ビジネスマッチング市場』を過去3回開催してきましたが、震災により中断を余儀なくされ、復興事業に集中せざるを得ない状況でした。

しかしながら、現在、未だ風評被害が払拭されていない中でも、もはや『復興』ではなく『躍進』へと切り替え、地域活性化に積極的に取り組まなければならないと考えます。

今般の「商工会議所広場」の開催は、こうした背景を踏まえ商工会議所の存在意義を内外にアピールし、会員相互の交流と連携により、地域経済並びに管内企業の発展のため開催するもので、管内全商工業者への周知、更には一般市民に商工会議所を理解して頂くための機会を設けさせて頂きました。

これまでの商工会議所の取り組み経緯と目指す方向性を展示したものです。パネル展示の他、内容をまとめた小冊子を配付し、多くの方にご覧頂きました。



上記記事内容でご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

会津若松商工会議所 Aizu-Wakamatsu Chamber of Commerce and Industry
〒965-0816 福島県会津若松市南千石町6-5|Tel: 0242-27-1212|Fax: 0242-27-1207
e-mail: info@aizu-cci.or.jp|HP: http://www.aizu-cci.or.jp/



aizu-cci other Menu
経営相談・融資制度

経営相談・融資制度をご案内致します。お気軽にご連絡下さい。

共済制度・福利厚生

共済制度・福利厚生に関するページをご紹介致します。

会員サービス・検定・お知らせ

会員向け各種サービス・検定試験日程等をお知らせ致します。

外郭団体

会津若松商工会議所外郭団体をご案内致します。

リンク集

商工会議所関係サイト、当所会員サイトをご紹介致します。



Copyright © 1997-2011 Aizu-Wakamatsu Chamber of Commerce and Industry aizu-cci.or.jp All rights reserved.