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12月18日当所会頭室において、宮森会頭と経済産業省東北経済産業局山田尚義局長が管内の経済状況について懇談した。

宮森会頭から『当所では、大震災・原発事故以降会員巡回を徹底し、被害状況、経営状況などを調査してきた。今年もほぼ全ての会員事業所を巡回し、災害以前との景気動向比較や課題などを調査し、今後の対策を講じているところである。やはり観光業の低迷は厳しく、特に修学旅行の激減は大きく響き、まち中にも活気が見られない。更に年末年始の大型売出イベントを断念したこともあり、中心商店街も苦戦を強いられてはいるが、『新年こそは』という意気込みで、次年度事業策定に入りたいと思っている。また、八重の桜を契機に、京都商工会議所と相互交流協定を締結するので、観光・物産・文化交流など今後の広がりに期待しており、経済産業局のご支援をお願いします。』と要請。

山田局長も、『地域経済が停滞していると認識している。しかし京都との連携には期待が持てるし、外国人のインバウンドも増えると思う。今後も様々なご支援ができるよう取り組んでいく。』と応じ、懇談を締めくくった。