“わ”で奏でる東日本応援コンサート開催

音楽を通じて被災地を支援する「“わ”で奏でる東日本応援コンサートｉｎ会津」が８月２１日、會津風雅堂で開催され、多くの市民がジャズや吹奏楽の調べを味わった。

当所の主催で、会員感謝祭を兼ねて催した。震災以降、当所は会津若松市に避難した大熊町への支援金寄付をはじめ、各種の復興事業に積極的に取り組んでおり、今回のコンサートも支援の一環として実施。ステージは大熊町の伝統芸能・熊川稚児鹿舞（くまがわちごししまい）で開幕。続いて開会セレモニーとして主催者を代表して当所の宮森会頭、続いてコンサートに協賛しているセイコーホールディングス㈱服部真二会長があいさつし、プログラムが始まった。日本を代表するジャズピアニストの前田憲男さんと地元ミュージシャンによるスペシャルトリオの演奏、特別ゲストのサーカスによる「ミスターサマータイム」「アメリカン・フィーリング」で会場はおおいに盛り上がった。地元からは地元のアマチュアバンドで風評払拭に取り組んでいる長嶺バンドが登場し、自分たちのステージに加え、サーカスとも共演した。また一箕小学校合奏部も出演し、日頃の練習の成果を発揮してステージに華を添えた。最後は出演者全員、さらには観客全員で復興支援ソング「花は咲く」を合唱し、コンサートを締めくくり、復興への誓いを新たにした。