白河街道「戊辰と震災・復興の足跡をたどる」

~街道観光モニターツアー~

11月26日、産業・街道観光モニターツアー「白河街道~戊辰と震災・復興の足跡をたどる~」を実施した。会津若松市内を中心に20名が参加し、白河街道の沿道に残る旧跡などを訪ねた。実施に当たり、白河・須賀川両商工会議所のCCI観光ネット担当者間で連携して現地情報を収集し、旅程を組んだ。

須賀川市では藤沼ダムを見学。同ダムは東日本大震災で本堤の決壊により7名の死者を出し、現在震災ツーリズムに取り組んでいる。また白河市では、中心市街地活性化事業で整備された街なかを巡り、聖ハリストス正教会、民謡「会津磐梯山」の唄でなじみ深い小原庄助のお墓のある皇徳寺を訪ねたほか、同市の伝統工芸である白河だるまの絵付けを体験した。このほか市内では戊辰戦争の激戦地となった稲荷山を訪れ、犠牲となった約1000人の戦死者の慰霊碑に献花を捧げたのち、帰路についた。参加者らは、案内ボランティアガイドの説明のもと、普段訪れる事のない場所の見学で真剣に学んでいた。

産業・街道観光ツアーは会津松平藩祖・保科正之公の治政検証から始めた事業。正之公が開削・整備を進めた会津五街道をモチーフに広域観光の可能性を探っている。平成24年から実施し、会津西街道(下野街道)編、米沢街道編、昨年の越後街道編に続き今回が4回目となった。


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