歴史的縁(えにし)で結束誓う

~ゆかりの地ネット設立会議~

会津藩や徳川家、松平家などとゆかりを持つ各地の商工会議所が連携する「ゆかりの地CCI観光ネットワーク」の設立会議が7月11日、京都市の京都ホテルオークラで開かれ、当所をはじめとした十の会議所の出席者は末永い交流を誓った。会議には各商工会議所の会頭ら約40人が出席。発起人を代表して当所の宮森会頭が「同じ思いの仲間がいることを確認し、ネットワークをさらに広げていく」とあいさつ。来賓の会津松平家第十四代当主の松平保久さん、日本商工会議所の須田寛観光専門委員会委員長から祝辞をいただいた。続いて宮森会頭が「参加商工会議所が新時代に向けた地域づくりの先駆者となる」と設立宣言を読み上げ、徳川家康公の顕彰に力を注ぐ静岡商工会議所の後藤康雄会頭の発声で乾杯してネットワークの発足を祝った。

日本商工会議所は観光による地域振興に力を入れており、全国515会議所による「CCI観光NET」を構築した。本「ゆかりの地CCIネットワーク」はこの趣旨に則り、地域間連携を進めようと昨年八月、当所とむつ商工会議所(青森県)と余市商工会議所(北海道)との間で設立を確認。これ以降、歴史的経緯で関わりのある各地と協議を進め、幕末期の会津を中心としたつながりに加え、藩祖・保科正之公が家康公の孫にあたる関係から顕彰事業に取り組む静岡商工会議所等まで参加の輪が広がった。また平成25年「相互交流イヤー」で当所と関係を深めた京都商工会議も側面支援する形となっている。

今後は各都市間での相互イベントの参加や観光ルート設定の研究等を進める方針。会議所間の連携に深まりによって、これまでにない新たな観光の枠組みや販路開拓等が期待される。当所以外の「ゆかりの地CCI観光ネットワーク」参加商工会議所は次の通り。
函館、余市、むつ、米沢、日光、横須賀、静岡、浜松、岡崎、京都(支援CCI参加)

設立宣言全文はこちらを参照してください。

 


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