専門職業大学設置に向けて市へ協力を要望

当所は7月21日、職業教育に特化した新たな大学「専門職業大学」の設置に向け、会津若松市に要望を実施。宮森会頭、渋川恵男・長谷川守夫・竹田秀・秋山幸広各副会頭、寺内秀也専務理事が市役所を訪れ、室井照平市長に要望書を手渡した。

宮森会頭は専門職業大学の意義について、「これからの会津を考えた際、高度な技能・知識を持った人材を育成することは地域の生き残りに必要な道」と述べた。これに対して室井市長は「今後の動きをみて、会議所と連携していきたい」と一定の理解を示した。専門職業大学は、中央教育審議会が6月に答申。教員の4割以上を実務経験者にするほか、実習を多く設けるなど実践を通じた人材の育成強化が目的。文部科学省は平成31年度の開学を目指している。このほか要望では平成30年の当市開催が決定している「全国商工会議所観光振興大会」について、市に対して財政面を含めた支援を求めた。

またこの日は、市議会で目黒章三郎議長、清川雅史副議長にも同様に要望を行った。


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